KOGA's LIFE

何げない古河での暮らしから、しあわせを再発見する企画「KOGA's LIFE 〜古河に暮らし、古河で働く〜」の第4弾。今回は、社会人として働きながら古河シティFCの選手として活躍する2人の暮らしからまちの魅力を見つけます。仕事とサッカーの両立という多忙な毎日を送るためのエネルギーの秘訣を教えてもらいました。

五十畑雄大選手

五十畑雄大選手
古河で暮らし、約20年。夢だったスポーツジム開業を実現し、現在はLifeFit 古河店に勤め、店舗営業に関する業務を担当。古河シティFC坂本代表の「古河にJリーグを誕生させて盛り上げたい」という熱い想いに共感し、入団。ディフェンダーとしてチームを守り、勝利に導く役割を担う。

白水蓮選手

白水蓮選手
古河に生まれ育ち、現在は古河シティFCを運営する古河シティ株式会社でクラブ運営やスクールコーチに関する業務を担当。山形県の強豪校やスペインでのプレー経験を経て、蒔田選手の誘いを受け古河シティFCに入団。チームではミッドフィルダーとして活躍する。3度の飯より筋トレが好き。

社会人&サッカー選手をこなす、五十畑選手と白水選手の「こがでくらすと」

9:00 出勤前の時間は、家族と過ごしたり勉強をしたりと大切に使う

【五十畑選手】
目標達成に必要な資格勉強は、しっかりと時間の確保ができる早朝に

目標達成のための勉強は朝の時間に!
本人撮影提供

朝食代わりにプロテインを摂取し、コーヒーを飲みながら資格の勉強をするのが朝のルーティンです。
会社経営という夢を叶えるため、今は財務面の知識を強化中。夜は仕事や練習に集中したいので、頭がすっきりしている朝に勉強を済ませて出社するのが日課です。

【白水選手】
朝は、愛猫の世話をしながらゆっくりと支度をする

毎朝かわいい愛猫にいやされています。
本人撮影提供

10時出社なので、比較的朝はゆっくりです。朝風呂に入って目を覚まし、体づくりのためにも朝食はしっかりと食べます。
2024年の夏に保護した愛猫と遊ぶのも日課。仕事や練習で家を空けることも多いため、時間があれば家族との時間を大切にしています。
愛猫にたくさんパワーをもらい、9時半頃に出勤です。

「こがでくらすと、心がしあわせ」

高校3年間は山形県の学校で寮生活、その後2年間はスペインでプレーしていたので、長期間古河から離れていました。
地元に戻り、改めて古河の暮らしやすさ、家族や友人の大切さを実感しています。古河で再び生活をするようになり2年経ちますが......まだまだ全然足りません(笑)
最近では無印良品やスターバックスなどが出店し、ますます便利に。まちの発展も楽しみのひとつです。

10:00 平日は社会人として、それぞれがやりがいを感じる仕事を

【五十畑選手】
スポーツジムの仕事を通して、目標達成のために日々チャレンジをする

お客さまの笑顔が増えることがやりがいに。

僕はLifeFitという24時間営業のジムで、店舗の設備や利益管理、お客さま対応など営業に関する業務全般を担当。さまざまな世代の方に通っていただき、古河市民の健康促進に貢献できていると感じています。

つい先日、2店舗目がオープンして集客面の施策などを練っていますが、自分の考えたアクションで会員数が増えるとうれしいですし、大きなやりがいにも。

ここまで色々と任されてチャレンジできる仕事や環境はとてもありがたいですし、次の目標に向かってもっとがんばりたいですね。

「こがではたらくと、挑戦する勇気が持てる」

今は、地元へ貢献できるような事業展開をするという目標を立て、日々仕事に奮闘中。
古河は人と人のつながりが強く、失敗しても誰かが助けてくれる安心感や「やってみなよ」と背中を押してくれる心の広さがあります。

スポーツジムをオープンするには莫大な費用がかかり、リスクも伴いますが、努力が認めてもらえて背中を押してくれる。自分の挑戦がまちに届く。
そんなまちとわかっているから、最初の一歩を踏み出す勇気が生まれます。

【白水選手】
古河シティFCのクラブやスクール運営を通し、古河を盛り上げる活動に取り組む

坂本代表からは毎日学ぶことばかりです!

僕が働いている古河シティ株式会社は、サッカークラブ『古河シティFC』や幼児と小学生を対象としたサッカースクールを運営しています。クラブやスクールの運営だけでなく、市内の幼稚園に足を運びサッカーの楽しさを教えたり、中学校で技術指導をすることも。サッカーを通じて、古河を盛り上げられていると日々感じています。

社会人1年目で未熟な部分もありますが、代表の坂本さんや同僚に支えられて仕事とサッカーを両立し、成長できていると思います。大好きなサッカーで地元を盛り上げられるのは楽しいですし、ありがたいですね。

16:00 仕事でも積極的に古河市民と交流を深め、地域に貢献する

【五十畑選手】
お客さまや近隣店舗とのコミュニケーションで心があたたまる

お客さまとコミュニケーションをとりながら、使いやすいお店にしています。

店内ではマシンのメンテナンスや清掃作業を行います。トレーニング指導をするスタイルのジムではないのですが、顔見知りも多いのでコミュニケーションは頻繁にとっています。

お客さま同士でジムを紹介してくれたり、近隣のお店に関してはチラシの設置やポスターを貼ってくれます。

仕事を始めてからまちの方々とつながることが楽しくなり、あたたかい人が多い古河をより魅力的に感じるようになりました。

【白水選手】
サッカースクールで子どもたちにサッカー指導、未来の選手を育成

子どもたちには技術だけでなく、礼儀も教えます。

夕方からは、スクールで子どもたちにサッカーを教えています。技術だけでなく、スポーツマンシップや人としての礼儀も指導。「蓮コーチ!」と頼りにされるのは、とてもうれしいです。

子どもたちがクラブの試合へ応援に来てくれることも。たまにダメ出しされることもありますが......(笑)見て成長することもあると思うので、コーチとして、選手として、子どもたちの力になれていることがやりがいにもつながっています。

「こがではたらくと、地域交流が楽しい」

古河シティFCは、古河のさまざまなイベントでゲームブースを出店し、積極的に地域交流を深めています。イベントで出会った子どもがスクールに入会してくれたこともあります。普段は接する機会がない世代の方たちとも、コミュニケーションをとれるのは楽しいです。

また、古河シティFCをサポートしてくれる企業と交流したときには、みなさんのクラブとサッカーに対する熱い想いを感じます。

2025年は、クラブで『地域一体』というスローガンを掲げており、これには地域交流や古河の団結力を強めたいという狙いがあります。そして、今まさに一丸となってクラブを応援してくれている。そのあたたかく強い想いに支えられ、仕事もサッカーもがんばれていますね。

20:00 古河シティFCメンバーと週末の公式戦に向けて練習

選手として技術向上や体づくりも仕事のうち。
古河シティFC撮影提供

夜は20時から2時間ほど、クラブのメンバーとトレーニングに励んでいます。Jリーグ昇格を目指すために、技術向上や体力づくりは欠かせません。仕事をしてから練習をするのは大変そうに見えますが、仕事終わりに大好きなサッカーができる充実感がありますね。

仕事とサッカーを両立し、先々の目標をクリアするための努力は苦労も多く悩むこともありますが、たくさんの人に応援されているからがんばれています。

【白水選手】「こがではたらくと、応援されるのがうれしい」

クラブ発足から3年目を迎え、今では試合に300人ものサポーターが来てくれるように。試合後、子どもたちにサインを求められたり、たくさんの方に「お疲れさま、がんばったね。また応援に来るよ」という言葉をかけてもらえたりするのが本当にうれしい。
古河市民にとって、少しでも僕たちが希望の光になれていれば......と思う日々です。

古河は昔、サッカーの強豪校が複数あり、サッカー文化が盛んなまちでした。市民の方々の熱心な応援姿を見ると、今でもサッカーを愛する気持ちが継承されているのだと感じます。
もう一度「古河はサッカーのまちだ」と市内外で認められるよう、Jリーグを目指してがんばっていきたいです。

五十畑選手と白水選手の"ホリデーこがくらす"

古河の方々と触れ合い、街にも貢献できて一石二鳥!
古河シティFC撮影提供

クラブではホームタウン活動の一環として、毎月古河駅周辺の清掃活動をしていて、子どもから大人まで自由に参加可能。

掃除をしていると「ゴミ拾いありがとう」「がんばってね」とあたたかい声をいただくこともあり、まちの方々と触れ合える大切な場です。

この清掃活動『美CITY(うつくしてぃ)』の実施日程や参加方法は、古河シティFCのインスタで告知をしています。選手と交流したい方、ボランティア活動に興味がある方、どなたでも参加をお待ちしています!

【五十畑選手】「こがでくらすと、みんなの笑顔があたたかい」

通りすがりに交わす「こんにちは」やお店の方との会話など、古河では何気ないコミュニケーションが当たり前。自然と笑顔溢れる日常が広がっています。

老若男女関係なしに声をかけ、地域一体で助け合う文化は、優しい人が多いからこそ。そのあたたかな笑顔に触れるたび、僕の心まであたたかくなります。

五十畑選手の"ナンバーワンこがくらす"

「こがでくらすと、つながりが活力になる」

こがでくらすと、つながりが活力になる

仕事においても、クラブ活動においても、人とのつながりが僕の活力になっています。
誰かとつながっているからこそ生まれる笑顔、応援する気持ち......これは人と人との距離感がちょうどよく、穏やかに暮らせる古河だから生まれるポジティブさだと思うんです。
これからも社会人としてサッカー選手として、たくさんつながりを作り、古河のまちを盛り上げていきたいですね。

白水選手の"ナンバーワンこがくらす"

「こがでくらすと、古河シティFCが誇り」

こがでくらすと、古河シティFCが誇り

自分が生まれ育った古河に、Jリーグを目指しているクラブがある。そのクラブに所属しプレーできていることが僕の誇りです。
地元のために、まちの未来のために、一歩一歩仲間たちと歩めるのが楽しくもあり、希望に満ち溢れています。さまざまな活動やサッカーを通して、これからももっともっと古河を盛り上げたいです。

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仕事とサッカーを両立する五十畑選手と白水選手の暮らしからは、古河の方々の人柄のよさが2人の背中を押し、がんばる活力になっているあたたかな「こがくらす」が見えました。次回もお楽しみに!

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古河シティFC オフィシャルサイト

※記載されている内容は、2025年9月16日 時点の情報です。

編集・執筆/vivace
撮影/寺田拓真