お知らせ
レポート:市民ワークショップ【こがでくらすと】を探そう!
みんなで話すとどんどん見えてくる!古河の暮らしのいいところ。
8月27日(日)に市民ワークショップ「【こがでくらすと】を探そう!」をとねミドリ館で実施しました。今春に発表した古河市ブランド戦略の説明の後、グループワークで古河の暮らしの魅力を思い巡らせました。
古河市ブランド戦略「こがくらす」では、市民一人ひとりの視点から古河の価値を見える化し、高め続ける活動がブランドをつくると考えています。
市民の皆さんが古河市を誇り、市外へアピールしていただくためにも、地域資源(※)を知ることがその第一歩。今回の市民ワークショップは参加者みんなで古河の地域資源を探しました。
参加者アンケートでは、「古河の良さを再発見するきっかけになった」「いろいろな年齢層の人と意見交換ができて、新しい気づきがあった」「ポジティブな発言が多く、古河がさら良くなると感じた」等の感想をいただきました。
ワークショップで見つけた【こがでくらすと】
高校生から70歳代まで40人以上の参加者が8つのグループに分かれ、活発な意見交換が行われました。どのグループでも模造紙が付箋でいっぱいになりました。
議論された内容のいくつかをご紹介すると、
- 古河に無いものは無く、さまざまなものがバランス良くある
- 「あらゆるものが平均以上」が当たり前
- 古河は今のままでも良い場所と言えるので、「何かを創る」より「守る」に目を向けてもいいのではないか
議論が進んでいくと、さらに深い視点も見えてきました。
- 「丁度良い」「まあまあ」といった古河を表す言葉は、ポジティブにもネガティブにも捉えられるので、それをいかにポジティブな方向に持っていけるかが大事
- 古河は可能性を秘めた街でもあり、農業の拡大や平地であるが故の土地活用など「発展可能性」がある
- ファミリーにとっていい街であることは分かりやすいが、若者にとってもいい居場所がもっとある、全世代型の暮らしにいい街にもなって欲しい
- 古河の歴史を学べる機会をつくることがシビックプライドを育てるのではないか
等々、古河の暮らしのいいとろ、もっと良くするための着眼点などが見えてきました。
多種多様な視点で見つけよう!古河の暮らしの魅力【こがでくらすと】
参加者からは「楽しいワークショップだった」「もっといろんな人ともやってみたい」といったご意見もいただきました。
このサイトでも見られるブランドブックを参考に、ご家族や友人・知人・職場で「【こがでくらすと】探し」をやってみてください!
ワークショップの進め方例
このワークショップはどこでもどなたでもできるものです。
ペンと付箋、書き込んだ付箋を貼りだせる壁などのスペースがあれば、こんな感じで取り組んでみてください。
- まずは各々で古河の暮らしのいいところを思い浮べ、付箋に書き出します。どんなに些細なことでも、個人的すぎるかもしれない、他の街にはかなわないのかもしれないといったことでも構いません。ここでは視野を広げることがポイントです。10分を目安に、付箋1枚に1点で思いつく限り挙げてみます。
- 次にグループの皆で話し合います。テーブルごとに進行役をひとり決め、各々の考える古河の暮らしのいいところを共有していきます。付箋を貼り出すことで傾向が見えてくるでしょう。45分程度を目安にします。
- 全員の共有ができたら、グループとして見つけた古河の暮らしのいいところを深掘り、まとめていきます。
- まとめた【こがでくらすと】を発表してみましょう。説明しようとすることで見つかることもありますよ。
みんなで【こがでくらすと】探しをしてみることで、ひとりで考えるだけでは持てなかった視点や言葉にできなかった古河の暮らしの魅力を発見・再認できたでしょうか?
まだまだみんなで見つけられるはず。
もっとみんなでつくりだせるはず。
市外のひとに「古河の暮らしはどんなところが良い?どんなところが好きか教えて?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
普段から写真を撮っておく、ブランドブックにメモを取るなど、あなたなりの【こがでくらすと】を探してみてください。
※ 地域資源
「地域内に存在する資源であり、地域内の人間活動に利用可能な(あるいは利用されている)、有形、無形のあらゆる要素」
地域住民にとっては身近過ぎて、それが地域資源であると気付いていないことも少なくありません。「環境白書」より抜粋